高校時代、運動部のマネージャーとして選手を支える中で、人を支援することにやりがいを感じていました。この経験をきっかけに、将来は医療を通じて多くの人を支えたいと考え、看護の道を志すようになりました。大学入学前は、看護の学びといえば病気の治癒や解剖など、身体面に関する知識が中心だと考えていたのですが、学びを進める中で、体の状態だけでなく、生活環境や家族の状況、心の状態まで含めてその人を理解することの大切さを知りました。実習では、短い入院期間の中でも一人ひとりに合った看護を考え、退院後の生活まで見据える視点を学ぶことができたと思っています。表情や話し方、ベッド周りの環境、家族との関わりなどの小さな手がかりを丁寧に拾い、発言の背景を考えながら記録することで、本当に必要な支援を探ってきました。授業で学んだ知識を現場で結びつける難しさを感じる場面もありますが、その過程こそが学びを深めていると実感しています。看護師と養護教諭の両方を視野に入れながら、自分らしく学び続けていきたいです。
医療保健学部 / 看護学科
在学生の声
病気だけでなく、心の状態や環境もとらえ、
その人に合う看護を届けたい
沖野 未来
1年次からの学びが現場での対応力につながる
伊豆田 修也
「急性期・慢性期看護学実習」の慢性期病棟では、てんかんとパーキンソン病をもつ2人の高齢患者さんを担当。パーキンソン病の患者さんは難聴や表情のこわばりがあり意思疎通が難しかったのですが、小さな表情の変化に注意を向け、想いをくみ取るように心がけたことで段々と患者さんやご家族からの信頼を得ることができました。1年次から「クリティカルシンキング」などの授業を通して、看護計画を立てる訓練を重ねてきました。現場では想定外のことも起きますが、先生の的確なサポートがあったから、自信をもって患者さんと向き合えました。学年ごとの学びの積み重ねと大学の支援のおかげで、患者さんに関わる喜びを改めて感じる実習になりました。

