東京医療保健大学
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医療保健学部 / 医療情報学科

講義内容

学びのニーズに合わせた2つの履修モデルで
各資格取得の理想的な学修体制を整備

医療情報コミュニケーター育成コース

医療・医学分野の専門知識を備えた情報処理技術者を育成します。将来は、医療機器の開発や、医療機関を結ぶ情報ネットワークを構築する企業などで活躍します。

診療情報管理士育成コース

電子カルテに蓄積されたビッグデータを解析できる技術を備えた、診療情報管理士を育成します。将来は、医療機関をはじめ、医療システムの開発・運用などを行う企業においても活躍します。

4年間の学びと卒業後の進路

図:4年間の学びと卒業後の進路
  • ※本学で取得できる資格は「 資格 」ページをご覧ください。

詳細内容

データ構造とアルゴリズムⅡ

この科目では、ロボットの組立てとプログラミングを通じて、ソフトウェアとハードウェアのインタラクションを理解します。目的に即した適切な情報処理を行うプログラミング技術を学習するために、自律型ロボットを用いてレースを行う等、楽しみながらプログラミングを体験的・実習的に学びます。

臨床医学各論Ⅱ

臨床医学とは、病気の原因・症状・経過・予後・診断・治療を研究する実践的な学問領域の総称です。この科目では新生物(腫瘍)の発生組織・臓器、良性・悪性、原発性、転移性などの概要を理解し、新生物の診断方法、鑑別方法、治療、臨床経過等の知識を修得します。医学に興味を持つ医療情報学科の学生にとっては好奇心を触発される授業です。

生体情報演習

医学・医療の基礎となる心電図、筋電図、脳波などの生体情報について、発生メカニズムや計測原理、生理学的意味付けを学ぶとともに、これらの計測実験と解析を実施し、新たな医療情報の活用についても考えます。この科目においては、座学だけでなく自らの実験データの解析を行い、生体情報の性質を深く理解します。

情報ネットワーク実験

情報ネットワークを用いてデータを送受信するためには、接続されているコンピュータなどの機器に、固有のアドレスを設定する必要があります。このアドレスの役割を理解し、設定や変更などを実践できるように、専用の情報ネットワーク実験室を使用して実験を行います。

国際疾病分類法演習

診療情報管理士には、医師が書いたカルテの内容を情報として分類・整理する「コーディング」という仕事があります。コーディングのために必要な理論と方法を修得するのが「分類法」の授業。この演習では、国際的に定められた分類法「国際疾病分類(ICD‐10)」の考え方や目的、歴史、分類を行う時のルール、具体的な使用方法などについて理論を中心に学んでいきます。

企業実習・病院実習

企業または病院での実習。企業実習では、大学で学ぶ専門的知識の重要性やその応用方法を学習します。病院実習では、診療情報管理室、医事課等の体験を通じて、医療機関における診療録管理、システムの運用管理の実際を学びます。同時にコミュニケーション能力や社会常識の重要性を認識することも実習の重要な目的となっています。

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