看護師の母への憧れや、スポーツを通して人と関わることに魅力を感じていたことから看護師をめざすように。実践経験をたくさん積んだほうが良いという母のアドバイスもあり、1年次から実習が始まる東が丘看護学部を選びました。高校まで文系で進んできたことが心配でしたが、将来に結びつく授業はどれも興味深く、想像以上にスムーズに看護の勉強ができています。一方で1年次からはじまる実習は、知識がまだ足りない状況で患者さんを受け持つことに、本音は不安で一杯でした。そんな時にも先生や現場の看護師の方々のサポートもあり、患者さんとの信頼関係を築くために必要なこと、これから勉強すべきことなど、今後の成長につながる多くの気づきを得られました。現在は患者さんと長く深い関係を築ける、慢性期の病棟看護師になることが目標です。これからの実習や医療現場で活躍する先生の授業などを通して、医療に関する幅広い知識と実践力を培っていきたいです。
東が丘看護学部 / 看護学科
在学生の声

1年次からはじまる現場実習が
これから成長するための気づきを得る貴重な機会に

山本 千尋
病院でも子どもの個性を損なわない看護に取り組みたい

小松 美峰
3年次の各論実習では急性期や終末期など5領域の現場で看護実践を積むことができ、将来の進路を固める判断材料になりました。小児看護実習では、白血病を患う5歳の男の子を担当。最初は話しかけても無視されるくらい距離が遠かったのですが、日数が経つにつれて一緒に遊べるようになっていきました。看護計画では、治療の影響で免疫力が下がっていたので感染対策を重視。ペアを組んだ学生と一緒に考えて、手洗いができたらシールを貼るカードを渡すことにしました。そうすると、すごく喜んで洗面所に行ってくれるようになったんです。こうした経験を糧にしながら、子どもの成長発達の機会や個性を尊重した上での小児看護に取り組みたいと思っています。