東京医療保健大学
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東が丘看護学部 / 看護学科

講義内容

あらゆる状況に対応できる看護実践能力を養う

時代・社会のニーズに対応できる専門性の高い知識・技術を備え、自ら考え、判断し、行動できる、自律した看護実践能力、そしてチーム医療のキーパーソンとなる看護師を育成するためのカリキュラムが編成されています。

図:日本の医療・保険・福祉を支える実践力をもった看護師 tomorrow's Nurse

詳細内容

看護学体験実習(看護実践能力)

開講:1年次前期

看護学体験実習では入学3ヶ月後の7月という早期に、臨床現場の看護活動を学ぶことができます。看護を学ぶ者として現場の医療に触れ、自ら考えることで、これからの学習に対するモチベーションが高まることを期待しています。東が丘看護学部では、国立病院機構東京医療センターを実習施設とし、政策医療等の国立病院機構が果たす役割についても学ぶことができるカリキュラムに設定しています。

臨床検査学演習(看護実践能力)

開講:2年次

患者さんの健康状態を的確に把握するためには、診断の基礎的な情報となる臨床検査結果について理解している必要があります。この科目では、病院で行われている下表の様々な検査の目的と原理を、実際に検査を行なうことを通して学び、それぞれの検査で得られる情報について理解を深めます。

臨床検査学演習で扱う内容
病院見学(臨床検査科、放射線科) 組織学的検査
心電図 血液検査
尿検査 放射線検査
染色体検査  

成人看護実践論、老年看護実践論、母性看護実践論、小児看護実践論、精神看護実践論(看護実践能力)

開講:2年次・3年次

看護師には、高度な判断と看護実践ができるための看護学の知識・技術を習得する必要があります。そして、あらゆる状況においても健康問題に対応し、健康を向上するための看護実践できる能力が必要です。この科目では、1年次、2年次で学んだ「基礎看護学」「基礎看護技術学」で積み上げた能力にさらに「臨床実践看護学」として、各科目のより専門的な知識・技術についての理解を深めることができます。そして、3年次後期に開講する各論実習につながっていきます。

卒業研究(自己啓発能力)

開講:4年次

本学部では、大学生活の集大成として卒業研究を実施しています。8~10名のグループごとに一つのテーマに取り組み、教員の指導の下、約1年かけて研究論文を作成します。
東が丘看護学部では、実験や質問紙調査を通して、看護に関する様々なテーマに取り組んでおります。研究成果は学内の発表会で報告するとともに、学会等で発表し、表彰をされることもあります。

東が丘看護学部 令和元年度 卒業研究テーマ
放射線に関する不安~「漠然とした不安」軽減のために~
喫煙と出生との関連についてー都道府県別の喫煙率と出生指標に注目してー
ビニール袋を用いたオリジナル手浴の有用性の検討
大学生の避妊に関する意識と知識
LGBT認識とLGBTイメージにおける看護系大学生および社会人の相違
乳児は機器を通した母親の声を認識できるのか
ストレッチャー移送時に女性看護師が行う胸骨圧迫の姿勢による質の比較
早期体験実習が看護大学生の就業意欲に与える影響
看護系大学生の体型不安と食行動および自己受容との関連
地域高齢者の孤独と食事バランス・栄養素摂取量との関連
大学生・大学院生におけるインターネットサービスの利用状況が睡眠に及ぼす影響
看護学生、看護師に対する医療安全教育の成果と課題に関する文献研究

NP論(キャリア開発能力)

開講:4年次

NPとは、ナース・プラクティショナーや診療看護師と呼ばれる看護師です。従来、医師が行ってきた医療行為を実施できる看護師であり、本学大学院では、NPを養成しています。この科目では、実際にNPとして働く本大学院修了生を講師として、海外や国内のNPの役割や活動を学び、自分の看護師としてのキャリアプランを考える機会としています。

看護学統合実習(キャリア開発能力)

開講:4年次

看護学統合実習は、全ての看護領域で学習した知識・技術・態度を統合した実習で4年次の前期に行います。チーム医療を通して患者さんが持つ健康問題を解決するために必要な看護実践能力および看護マネジメント能力を修得します。日勤看護師同行実習、看護マネジメント実習、チームリーダー実習、複数患者受け持ち実習、夜間実習を経験します。

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