東京医療保健大学医療保健学研究科医療保健学専攻においては、専門領域として平成21年4月に博士課程(感染制御学)を開設し、平成25年4月に新たに周手術医療安全学領域を設置しました。
感染制御学は比較的新しい分野ですが、その必要性は高く、ここ10年間に全国的な感染制御体制の整備が急速に進み、世界のトップ水準に到達していると言われています。そのような現状で次の段階として必要なことは、感染制御策が向上した日本の医療現場で、医師以外の医療関連専門職を対象として、専門的知識を持って更なる向上を目指せる指導者の育成です。
また、周手術医療安全学では、周手術医療安全に関する専門的知識を持って、手術部運営に不可欠な資質と創造的問題解決能力を兼ね備え、更なる向上を目指せる指導者の育成をします。
研究指導教員には実務経験にたけた教員を求め、研究論文及び教育経験などによって選出された各領域の第一人者を網羅しています。卒業後は中心的指導者として活躍できる人材を育成します。
大学院 医療保健学研究科:博士課程
五反田キャンパス
研究科概要
医療現場における中心的指導者として活躍できる
各領域のエキスパートを養成します。
感染制御学
学位名:博士(感染制御学)
周手術医療安全学
学位名:博士(周手術医療安全学)
看護学(平成27年4月設置)
学位名:博士(看護学)
昨今の社会の変化は、医療保健現場の質向上に貢献できる看護学領域の高度な知識と、問題解決能力を有する人材育成が求められています。
看護実践を研究により発展させ、医療保健の現場改善に直接的に貢献できる人材育成のために、以下の能力獲得を目指したカリキュラムを整備。高度な能力を持ったリーダーとなる人材育成を目指します。
- 理論的基盤に基づき、看護実践及びマネジメントに内在する実践知を理論化・一般化する能力
- 組織レベル・国レベルの政策課題を創造的に解決する能力
- 理論的基盤に基づく多職種、他産業、諸外国とのコミュニケーション能力
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