東京医療保健大学
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大学院 医療保健学研究科:修士課程 五反田キャンパス

研究科概要

医療保健分野における専門性を追求し、マネジメント能力や医療現場での実践能力質向上、活躍できる人材を養成します。

社会人が在職のまま講義を受講しやすい開講形態で所定の単位を取得し、修士論文に合格することで大学院修士号の取得が可能です。修士号取得後はさまざまな医療現場でリーダーとしての活躍の道が開かれています。
医療保健学研究科修士課程は9つの領域が設置されており、文部科学省の「職業実践力育成プログラム(BP)」に認定されています。さらに「専門実践教育訓練給付制度」厚生労働大臣指定講座に認定されております。

※専門実践教育訓練給付制度は、職業に必要な知識や技能を習得することで中長期的なキャリア形成の取り組みを支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的としています。支給の条件が満たされる場合は、学費の一部が支給されます。詳細は、厚生労働省ホームページにてご確認ください。

「職業実践力育成プログラム(BP)」「専門実践教育給付金制度」の認定領域は、本学へお問合せください。

看護マネジメント学領域

学位名:修士(看護マネジメント学)

bp認定
社会の変化を捉え的確なビジョンを創造し、その実現に向けて卓越したマネジメント能力を発揮する看護職者を養成

少子超高齢社会を迎え国や自治体の保健医療政策は大きく変化しています。これに伴い保健医療現場での看護職者への期待はますます高まっています。こうした中、社会の変化を捉え、限られた資源を効果的に活用し役割を果たすためには、的確なビジョンとそれを実現するための卓越したマネジメント能力が不可欠となります。本領域では、病院や地域、教育等の現場で活躍する看護職リーダーの方々が、日ごろの活動の中で感じている問題意識や困難感を理論や先行研究を用いて分析・解釈し対策を導きだす力を養います。さらにこれを仮説として研究課題へと発展させ、その結果を基に、マネジメントの実践に活かすことを目指します。

看護実践開発学領域

学位名:修士(看護実践開発学)

bp認定
エビデンス活用に基づく高い看護実践能力、社会背景の変化に伴い生じる新たな看護の必要性に対応した看護開発能力、ケアの伝承を行う能力を有する看護職者の育成

人口構造の変化、グローバル化、地域包括ケアの構築など、看護職を巡る社会構造も大きく変化しています。今、あらためて看護とは何かを探求し、探求し続ける研究力をつけていくことが必要になっています。看護実践開発学では、社会のニーズに対応した看護実践を開発していく力、ケアを伝承し、人材育成に寄与する能力を養うことを目的としています。

助産学領域

学位名:修士(助産学)

bp認定
助産師としてキャリアアップに繋がる教育・研究力を養い、医師との協働を探求・研究できる助産師を育成

助産師としてこれまで蓄積した助産に関する能力及び助産業務実績を再確認し、今後、助産師としてキャリアアップにつながる教育力及び研究力を養います。
健康教育・健康診査、院内助産及び助産外来などの運営、周産期医療における緊急対応及びクリティカルケアのできる助産師、そして、医師との真の意味で協働することについて探求・研究できる助産師の育成を行うことを目的としています。
大学院として、地域貢献を含め、キャンパスのある品川区と官学連携で産後ケア事業を行い、産後ケア研究センターを開設して、研究と実践に取り組んでいます。

感染制御学領域

学位名:修士(感染制御学)

bp認定
医療のリスクマネジメントにおける重要課題である「感染制御」のエキスパートを養成

感染制御学は、感染症のリスク分析・管理を行う上で基盤となる学問であり、医療・介護関連施設のみならず、一般社会において重要な役割を果たしています。
医療・介護関連施設での感染制御のエキスパートは、医療に携わる各部門において求められており、感染制御に関連する企業との連携も不可欠です。本大学院で感染制御について学んだあとは、医療従事者は病院での感染制御チームを牽引する立場となり地域貢献活動を行うことが期待され、企業人は一般社会での感染制御活動を行っていくことが期待されています。

周手術医療安全学領域

学位名:修士(周手術医療安全学)

bp認定
周手術医療安全に関する専門的知識および問題解決能力を有する人材を育成

周手術に関連する患者安全の質向上のために、本領域では、手術部の施設・設備である電気機器や空調設備、手術部の運営と手術計画、手術関連情報の処理、患者安全対策など手術室全体の運営に不可欠な資質と創造的問題解決能力を兼ね備えた人材を育成します。

滅菌供給管理学領域

学位名:修士(滅菌供給管理学)

bp認定
滅菌サプライ業務を取り巻く最新知識の修得と総合的な研究を実施できる能力を備えた専門職業人を育成

病院の滅菌供給部門に関わる全てがこの分野の研究対象であり、滅菌器の性能に関わる基礎的研究、滅菌保証(滅菌バリデーション)、滅菌包装、被滅菌物の素材への影響、滅菌媒体の生体毒性、器械のトレーサビリティー、物品管理の新しい手法と情報管理などを検討課題とし、これらの課題に専門的知識と創造的問題解決能力を有する高度な専門職業人を育成します。

医療栄養学領域

学位名:修士(医療栄養学)

bp認定
エビデンスに基づいた科学的な臨床栄養学を修養し、栄養サポートの中心となる人材を育成

医療や福祉の世界ではエビデンスに基づいた臨床栄養管理が不可欠であり、チーム医療の中で、真に栄養の専門家としての臨床栄養に関する知識と技術を身につけた人材が必要とされています。当領域では、臨床に即した栄養問題を科学的に研究することで、栄養管理の専門家として栄養サポートの中心的な役割を担ってゆくことのできる人材を育成します。

医療保健情報学領域

学位名:修士(医療保健情報学)

bp認定
施設内のデータを有効に活用できる医療専門職者を養成

医療データ関連システムやそのデータの活用は、医療の質、医療安全、患者サービス、病院経営などに貢献することが期待されています。とりわけ医療関連ビッグデータから社会ニーズに応える有益な情報(エビデンス)を導出できる医療専門職者への期待は、近年著しく高まっています。本領域では、施設内に蓄積される各種データの活用に関心のある医療関係者を募り、統計学や疫学、データマネジメント、その基礎となる医療や情報の基礎知識の教育を通して現場にエビデンスをもたらす人材の育成を目指します。

プライマリケア看護学領域

学位名:修士(プライマリケア看護学)

在宅等を含むあらゆる場で医療ニーズを持つ人々にタイムリーに応えていくために、高度な臨床実践能力を発揮するプライマリケア看護NP(診療看護師)の人材育成

これからの日本は医療ニーズの高い高齢者の数は現在と変わらず推移しますが、医療や介護の従事者が減少すると想定されています。このことから病院中心の医療から在宅や老人福祉施設等を含むあらゆる場に医療ニーズを持つ人々が増加していきます。人々の病態変化にタイムリーに応えていくためには、病態判断力を強化し、高度な臨床実践能力を発揮できる看護師の育成が必要となります。本領域ではこれまで積み上げてきた看護の叡智を軸に、プライマリケアと医学の知識を合わせ、医療と生活の両面から人々を支えるプライマリケア看護NP(診療看護師)として、活躍できる人材育成を目指しています。

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