東京医療保健大学
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医療保健学部 / 看護学科

在学生の声

子どものころ、元気づけてくれた
看護師さんに、私もなりたい

写真:日向野 莉帆
看護学科 3年
日向野 莉帆

幼いころは体が弱く、よく入院しました。小学校4年生のときは運動会の前。練習したソーラン節も踊れないかも…と落ち込んでいると、看護師さんが「私も昔、踊ったわ」と目の前で踊って笑わせてくれました。患者さんの一番近くで元気づけられるなんて素敵な仕事だと思い、目指すきっかけになりました。この大学は、オープンキャンパスで感じた真面目な学生の雰囲気や、何でも質問できる優しい先生に惹かれました。大学と連携するNTT東日本関東病院が、キャンパスのすぐ隣で実習しやすく、実習終わりに大学で勉強できるのも決め手でしたね。今でも印象深いのは1年次の病院実習です。患者さんから急に「胸が苦しい」と訴えられ、私は慌てるばかりでしたが、一緒にいた看護師さんは、痛みの種類や場所を的確に聞き出していました。でも、よく考えれば、それは普段の授業で学んだ基礎的な問診や観察でした。授業の大切さを知り、取り組む姿勢が変わったのを覚えています。

スリッパの散乱も貴重なサイン。
全体を見る力など実践力を磨く

写真:平山 結菜
看護学科 4年
平山 結菜

演習では、臨床を意識できるように、先生が隠れた課題を用意することもあります。たとえば、血圧や脈拍を測る演習で、「実はスリッパが散乱していたのに気づいた?」と先生。現場では、それを見て「苦しくてそろえられなかった?」「そろえないと、次に履くときに転倒しそう」など、気づく必要があるとのこと。もっと全体を見なくてはと意識が変わりました。病院での実習は、退院支援が印象的でした。後遺症で麻痺が残った80代の女性でしたが、ご家庭では家事を担当。そこで、家事に必要な動作を中心にリハビリに取り組みました。個別性を重視する大切さを改めて学びました。

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