東京医療保健大学
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医療保健学部 / 看護学科

学科長メッセージ

多様性と協働が求められる時代
地域への愛 へこたれない力 を育てる

東京医療保健大学 副学長
医療保健学部 看護学科 学科長
助産学専攻科 専攻科長
坂本 すが 教授

医療人としての基盤をつくる4年間

看護学科での4年間は「いのち」に携わる医療人として、その基盤をつくる期間です。これからみなさんは、人間の喜びや悲しみ、強さや弱さと常に向き合うことになります。人の「いのち」そのものを愛おしみ、その人の「生きる」に向き合い、支えることで自分自身を見つめる。その姿勢が医療人としての心と技術を育てます。

職場で信頼されるリーダーの育成

本学科が力を入れている教育に「協働(きょうどう)能力の育成」があります。医療現場では、さまざまな専門職の人たちが共に力を合わせて活動する「チーム医療」が重要です。また、地域でその人らしく生きることを支えるためには、家庭・学校・職場・地域との連携が必要です。その連携にも、人と人をつなぐ「協働」が求められます。

私はみなさんに、自分の個性を大切にし、自分と違う考え方も認めることができる人間になってほしいと思っています。多様性を認め、自分の失敗も認めて糧にできる、自分に対する強さとしての“へこたれない力※”を身につけてほしいと思っています。

これから10年は、高齢人口の増大に加え、多様な健康問題を抱えるあらゆる世代の人々が地域で暮らすようになります。変化する社会で多様な人々のニーズに対応するために、看護専門職は知識・技術の向上に努めることはもちろん、仲間と協力しながらあらゆる困難にも立ち向かい、心あるケア提供ができる力が求められます。

そこで本学科では、看護職のもつべき“へこたれない”力、そして地域への愛を育てていきたいとの思いを込め、今般、2030年に向けたビジョン(図参照)を策定しました。

多様性と協働が求められる時代、本学で育ったへこたれない看護職たちが地域のリーダーとしてのびのびと活躍していく、それが本学科のめざすところです。

 

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