本学 医療保健学研究科 兼 医療保健学部看護学科の中山 純果 准教授が、一般社団法人日本看護管理学会令和6年度「学術論文優秀賞」を受賞されました。
同学会では、看護管理学に関する研究を推進・奨励するために、「学術論文優秀賞」ならびに「学術論文奨励賞」を設けており、「学術論文優秀賞」は、特に秀でた学術論文であり、看護管理学の発展に貢献が高い論文に対して授与されるものです。
〈受賞論文〉
育児中の女性看護師のプレゼンティズムと夫婦の職場および家庭の労働時間,役割分担満足度との関連:横断的調査
<中山 純果 准教授 コメント>
本研究は、看護職が健康にキャリア継続できる働き方について、職務特性の側面に加え、日本社会に特徴的な家庭内での役割分担という社会要因からも紐解く研究活動の一環でした。
今回の結果では、夫婦の労働時間や役割分担の満足度が、女性看護師の業務遂行能力に影響を与えるメカニズムが示唆されました。この知見が看護管理学の発展に貢献する論文として評価されたことは、大変感慨深く思います。
研究にご協力いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。今後も、看護職が健康にキャリアを継続できる働き方の実現に資する研究を続けてまいりたいと思います。
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