本学副学長・看護学研究科長の手島恵教授が、2025年10月4日に長崎で開催された「核戦争防止国際医師会議(IPPNW: International Physicians for the Prevention of Nuclear War)第24回世界大会(テーマ:~核なき世界~長崎を最後の被爆地に」の全体会議Ⅷ「核戦争防止における医療界の役割」において、国際看護師協会(ICN: International Council of Nurses)の第2副会長として、世界3,000万人の看護師を代表して講演を行いました。
手島教授は、講演の中で「健康と平和は切り離すことができない」と述べ、核兵器の全面禁止と廃絶を強く訴えました。また、被爆地・長崎で被災者の救護にあたった看護師たちの勇気を称え、平和のために行動する看護職の使命を世界に向けて発信しました。この講演は、ICNと日本看護協会による共同発信として世界各国に紹介され、看護職が果たすべき平和構築のリーダーシップを国際的に示すものとなりました。
詳細は、ICNホームページをご覧ください。
ICNホームページ
【学長 亀山周二 コメント】
このほど手島副学長がIPPNWにおいて感動的な講演をされたことは、本学としても大変意義深いことだと考えております。
東京医療保健大学は「いのち・思いやり・絆・愛」の4つの価値観を基に、高度な専門性と人間性を育むことを教育理念としております。手島副学長を旗手として、本学ではこれからも平和に貢献できる人材育成に努めてまいります。
