東京医療保健大学
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お知らせ

東京医療保健大学 保健センターを開設

このほど東京医療保健大学では学生の健康管理体制を充実させるため、保健センターを設置し、センター長には学校医を兼務する石原照夫副学長が就任いたしました。

<保健センター長挨拶>

保健センターの開所にあたって、センター長よりご挨拶申し上げます。
保健センターでの業務としては、1つには、学校保健安全法で定められている保健室の業務があるかと思います。すなわち健康診断、健康相談、保健指導、救急措置などの医療実務、感染予防措置等です。これ以外にも、現在、どの大学にとっても重要課題と考えられているメンタル面に問題をもつ学生への対応があります。これまで、大学では学生相談室として対応してまいりましたので、原田さんにもセンターの一員として加わって頂きました。さらに、最近の大学の組織改革をみると、学生・教職員の健康を高所からみるという観点から、環境・安全・保健を一体化して組織化するという動きがありますので、産業医の小西先生にも加わっていただいております。
また、構成員にこれまで保健室業務について契約・委嘱をお願いしていた医師、看護師の方々が含まれていないのではないかというご指摘をうけています。多分構成員という名前が若干誤解を招いているのではないかと思いますが、これまで契約・委嘱されている医師、看護師の方々には、組織の一員として今後も引き続き、所定の業務、活動をお願いすることになっています。
これまでの活動を継続しながら、当面の重要な課題は感染症とメンタル面に問題を抱える学生への対応かと考えます。
新型コロナウィルス感染症対策の継続は勿論ですが、大学でも麻疹の流行がみられるように、これまで小児の病気と考えられていた感染症の中には、罹患年齢が大学生の年齢層にまで及んできており、その対応が必要かと思います。メンタル面で問題をかかえる学生が多くなってきているのは実感されていることと思います。そのために、休学、退学に至っている学生もおります。この問題に、少ない人的資源のもと取り組まなければなりませんが、どのように対応していくか知恵をだしあっていきたいと考えます。
保健センターとして、現在のところ、確固とした基盤はありませんが、学校保健は教育の一環であるということを強く意識して活動し、学生、教職員が信頼できる組織にしてまいりたいと考えていますので、どうぞ、宜しくお願いいたします。

保健センター長 石原 照夫

保健センター開設式の様子
(左から、副センター長・吉田教授、センター長・石原副学長、亀山学長、宗川健康管理課長、田中学生支援センター長)

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