NURSE DREAM PROJECT 第二弾 ナースのお仕事図鑑

Portrait 03

高度救命救急センター
看護師

坂本 陽さん

独立行政法人国立病院機構 
長崎医療センター
高度救命救急センター

最前線で、
最善の医療を。

高度救命救急センターで看護師をしています。当院は「救急医療の最後の砦」。県内の緊急入院の対応はもちろんですが、この地域は離島も多いため、ドクターヘリに搭乗して現地に向かうことも珍しいことではありません。脳出血などの重症患者の処置は1分1秒の重みが違うため、救急救命の現場では刻一刻と変わる状況のなかで冷静に判断できる力が求められます。
重圧を感じることはあるものの、患者さんが回復していく姿を見ると改めて「この仕事を選んでよかった」と思います。救命センターは、最後の砦でもありますが、助かった生命のリスタートの場でもあります。目の前の人がその人らしさを取り戻していけるよう、時々刻々と変化する生命とわたしたちは日々最前線で向き合っています。それが救命救急ならではの、看護師の使命だと思っています。
※2022年3⽉取材時点の情報であり、現在は所属が異なります。